北海道&東日本パスの値段(販売価格)

北海道&東日本パスの値段(販売価格)をみていきます。
 

北海道&東日本パスの販売価格は7日分で10000円で売られています。
つまり北海道&東日本パスの1日あたりの値段は約1429円になります。

すなわち、北海道&東日本パスは
JR北海道・JR東日本・青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・北越急行線・富士急行線の
普通列車(快速列車を含む)が1日約1429円で乗り放題となりますね。

北海道&東日本パスの値段は7日間で100kmだろうと、7日間で1000km乗車しようとも、
10000円と変わらないのです。

 

だいだい、北海道&東日本パスでどの程度利用すると元が取れるのかと申しますと、
7日間全日程使用する場合は1日平均80kmを超えての利用、
7日間全日程利用しない場合でも7日間累計720km超えれば、
乗車券10000円分超えることになります。

あと、こども料金の設定があり、半額の5000円となります。

北海道&東日本パスを使用するかどうかの判断基準として、
ここに書いてあるものを参考にして検討していただければと思います。
 

なお、有効期限内で未使用に限り、210円の手数料を支払えば
販売価格相当の金額の払戻しをしてもらうことができます。

一方、一度でも使用した場合は、払戻しすることができません。

また、有効期限内で未使用に限り、
利用開始日(有効期限開始日)の変更を行なうことができます。
 

また災害等いかなる理由でも、列車の運行不能・遅延等の発生による
北海道&東日本パスの値段相当の払戻し、および有効期間の延長は致しません。

切符を紛失してしまった場合は、改めて切符を購入する必要が出てきますので、
注意してください。

北海道&東日本パスの購入方法と購入場所

北海道&東日本パスの購入方法と購入場所についてです。

まず、北海道&東日本パスの購入場所ですが、
JR北海道・JR東日本のみどりの窓口や主な旅行会社の支店・営業所になります。

また、指定席販売機でも購入することができます。
 

次に北海道&東日本パスの購入方法について説明します。

JR北海道・JR東日本のみどりの窓口で購入する場合は、
窓口の方にそのまま「北海道&東日本パスをください。」と言えば、対応してくれます。

旅行会社については、各会社によって事情が異なるので、
よく分からない場合は、JR北海道・JR東日本で購入した方が良いと思います。

指定席販売機で購入される場合には、
販売機の案内に従ってご購入するようにしてください。

 

なお、JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州のみどりの窓口では購入できません。

JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州エリアにお住まいの方で
北海道&東日本パスを利用する場合は以下の3つの購入方法が考えられます。
 

(1)旅行当日でも北海道&東日本パスを購入することができることから、
旅行当日に別途交通手段(別途切符購入)でJR北海道・JR東日本エリアの駅まで移動して
購入するかたちをとります。

例えば、名古屋の場合は
名古屋~塩尻や名古屋~長野、および名古屋~熱海や名古屋~東京の、
特急や新幹線や普通列車の切符を購入して、
塩尻や長野、および熱海や東京で北海道&東日本パスを購入します。
 

(2)JR東海・JR西日本エリアに住んでいるが、
JR東日本エリアに通勤したり、定期的に買い物や所用で行く場合には、
JR東日本エリアに入っている際に事前に購入することができますね。

例えば、三島や沼津に住んでいても、東京や熱海に通勤や所用で定期的に行く場合は、
時間があるときに事前に東京や熱海で北海道&東日本パスを購入すればよいです。

木曽地域や伊那周辺にお住まいの方は、定期的に塩尻や辰野や諏訪や松本など
JR東日本エリアに行かれると思いますので、
時間があるときに事前に購入することができますね。
 

(3)あとは、旅行会社や
JR北海道・JR東日本エリアに住んでいる親戚・友人・知人などを通じて、
北海道&東日本パスを購入してもらい郵送してもらうことが考えられます。

以上が、北海道&東日本パスの購入方法になります。

北海道&東日本パスのルール

北海道&東日本パスのルールを解説していきます。
 

JR北海道・JR東日本・青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・北越急行線・富士急行線における
快速(特別快速・通勤快速・区間快速等を含む)・普通列車の普通車自由席、
東日本大震災による不通になった区間におけるBRT(バス高速輸送システム)、
が利用できます。

ただし、原則として新幹線・特急列車・グリーン車には乗車することができません。
新幹線・特急列車・グリーン車に乗車する場合には、
普通に乗車券と特急券・グリーン券をセットで購入してください。

 

なお、快速を含む普通列車の指定席については、
北海道&東日本パス+指定席券で乗車することができます。
すなわち、北海道&東日本パスに加えて指定席券を購入すれば、乗車することができます。

言い換えれば、北海道&東日本パスを保有していれば、指定席券を購入するだけで、
普通列車の指定席を利用することができます。

同様にホームライナー(グリーン車を除く)を利用する場合には、
乗車整理券やライナー券を購入すると、乗車することができます。

また、東海道線・伊東線・宇都宮線(東北本線)・常磐線・高崎線・湘南新宿ライン
総武線快速・横須賀線・内房線・外房線など関東地区で運行されている
快速・普通列車に連結されているグリーン車自由席に限っては、
北海道&東日本パスに加えて自由席グリーン券を購入すれば、乗車することができます。

 

あと、急行列車については、北海道&東日本パスに加えて急行券を購入すれば、
乗車することができます。

北海道&東日本パス+自由席急行券=急行列車自由席利用可
北海道&東日本パス+指定席急行券=急行列車指定席利用可
北海道&東日本パス+寝台券・急行券=急行列車寝台利用可

 

ただし、例外的に北海道&東日本パスのみで特急列車の自由席に乗車できるところがあります。

津軽海峡線木古内~蟹田の区間内、
⇒例えば木古内~蟹田、木古内~津軽今別、知内~津軽今別など
(NG:木古内~秋田、札幌~津軽今別など、但し函館~新青森の区間内は別途規定有り)

石勝線新得~新夕張の区間内、
⇒例えば、新得~新夕張、新得~トマム、トマム~占冠など
(NG:新得~札幌、トマム~札幌、帯広~占冠など)
 

簡単に言えば、これらの区間は特急列車しか走っていないことから、
特急券なしの乗車券のみで乗車を許されたところになりますね。

なお、NGに書いてあるようにこれらの区間をまたがって乗車する場合は、
普通に乗車駅から下車駅までの全区間の乗車券と特急券をセットで
購入する必要があります。

ただし、函館~新青森の区間内に限り、北海道&東日本パス+自由席特急券、
すなわち北海道&東日本パスに加えて自由席特急券を購入すれば、
スーパー白鳥などの特急列車自由席を利用することができます。

 

あと、JR北海道・JR東日本・青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・北越急行線・富士急行線以外の
鉄道は利用できないルールとなっています。

つまり、JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州、およびその他私鉄では利用できません。

なお、全国のJRの普通列車乗り放題きっぷをお求めの方は
青春18きっぷを購入してください。

ここまで、北海道&東日本パスのルールをまとめてきましたが、
ご理解いただけたかと思います。

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